16 9月, 2014

セリエA第2節 パルマvsミラン

 インザーギ監督としての初戦、開幕戦を白星で飾りいいスタートを切ったミラン。このままいいシーズンにすることができるのか。第2節はアウェー、スタディオ・エンニオ・タルディーニでのパルマ戦です。

パルマFC

  • GK
  • 83 ミランテ
  • DF
  • 13 リストフスキ
  •   6 ルカレッリ
  • 19 フェリペ (77'退場)
  • 11 デ・チェリエ
  • MF
  • 30 アックア
  • 21 ローディ
  • 80 ホルケラ
  •  → 88 コーダ (73')
  • FW
  •   5 ゲザル
  •  → 17 パッラディーノ (65')
  • 99 カッサーノ
  • 10 ベルフォディル
  •  → 20 ビダウィ (79')

ACミラン

  • GK
  • 23 ディエゴ・ロペス
  • DF
  • 20 アバーテ
  • 33 アレックス
  •  → 13 ラミ (62')
  • 25 ボネーラ (58'退場)
  •   2 デ・シリオ
  • MF
  • 16 ポーリ
  • 34 デ・ヨング
  •   4 ムンタリ
  • FW
  • 10 本田
  •  → 17 サパタ (62')
  •   7 メネズ
  •  → 19 ニアン (86')
  • 28 ボナヴェントゥーラ

 ミランは開幕戦とほぼ同じメンバー。トーレスは早速怪我をしてメンバー外のためデビューはおあずけとなりました。エル・シャーラウィに代わって左サイドに入った新加入のボナヴェントゥーラがどのような動きをするのかが注目です。

Parma 4 - 5 Milan - legaseriea.it

 パルマは序盤こそ積極的に出てきていたものの、途中からはミランにポゼッションは預けてくれました。ラインを低くして、ボールを奪ったら前線のサイドに当ててためを作る形がチーム全体で共有できています。うまく縦のギャップを作ったところでカッサーノが自由に動いてボールを捌くことでいい攻撃ができていました。

 ミランも相手のブロックができないうちに早くボールを運ぼうという意識は統一されていて、メネズが積極的に降りてきてボールを受ける姿勢を作り他の選手がそこに絡んでいく形を作ろうという意図が見られました。
 さらに両SBのアバーテとデ・シリオが高い位置をとり、機を見てペナルティエリア近くまで入っていったのも昨シーズンまでにはなかった動きでインザーギ監督のやり方なのでしょう。インザーギが現役でプレーしていた頃のミランのサイドバックはカフー、ジョルジーニョなど攻撃的な選手が多かったのであの頃のような形を期待してしまいます。
 この試合ではこれがうまくはまり、先制点と2点目は共にアバーテがデ・チェリエを引っ張ってサイドに流れたことでうまく本田のところにボールが入ってきました。昨シーズンから引き続き右サイドの縦の関係は非常にいいですね。

 開幕戦に引き続きロングカウンターでの攻撃もキレがあり、メネズ、デ・ヨングによる追加点で大量5得点。しかし、守備の方も4失点とかなり厳しい戦いを強いられてしましました。失点シーンはボールウォッチャーになっている選手が多くかなり改善していかなければいけないのではないでしょうか。ボネーラが退場してしまったことを考慮してもひどいと言わざるを得ません。
 何はともあれ開幕2連勝ということで結果は出ていますが、既に課題が山積みなっているミラン。このまま連勝が続くことはないでしょうが、悪い試合でも勝点をとって上位に入っていって欲しいと思います。

02 9月, 2014

セリエA第1節 ミランvsラツィオ

 昨シーズンは7位に終わりヨーロッパの舞台への切符を失ってしまったミラン。サッカーの質、資金力ほか諸々の面で停滞期となって久しいですが、クラブのレジェンドの1人、フィリッポ・インザーギが監督に就任しました。ピッポもトップチームでの監督ははじめてなので過度な期待はできませんが、なるべく長い目でクラブの成長の流れを作ってもらいたいです。セードルフのような離れ方はもう見たくありませんし。

ACミラン

  • GK
  • 23 ディエゴ・ロペス
  • DF
  • 20 アバーテ
  • 17 サパタ
  • 33 アレックス
  • 25 ボネーラ
  • MF
  • 16 ポーリ
  • 34 デ・ヨング
  •   4 ムンタリ
  •  → 15 エッシェン (67')
  • FW
  • 10 本田
  •  → 27 アルメロ (77')
  •   7 メネズ
  •  → 19 ニアン (82')
  • 92 エル・シャーラウィ

SSラツィオ

  • GK
  •   1 ベリシャ
  • DF
  •   8 バスタ
  •   3 デ・フライ
  • 27 カナ
  • 26 ラドゥ
  • MF
  • 16 パローロ
  • 20 ビリア
  • 19 ルリッチ
  •  → 6 (73')
  • FW
  • 87 カンドレーヴァ
  • 11 クローゼ
  •  → 9 (59')
  • 14 ケイタ
  •  → 7 (60')

 インザーギ新監督のシステムは4-3-3が基本となり、プレシーズンマッチの映像などを見ていると中盤の3枚は補完し合う形でセンターハーフの役割、3トップはセンターフォワードと両ウイングといった配置になっています。新加入選手はディエゴ・ロペスとアレックス、メネズが早速先発出場しており、どのような活躍をしてくれるか楽しみです。反対にモントリーヴォとデ・シリオは怪我のため開幕欠場。今シーズンはなるべく怪我で離脱する選手が少なくなることを願うばかりですね。

Milan 3 - 1 Lazio - legaseriea.it

 立ち上がりから縦への意識の強いラツィオに対してミランは中盤をコンパクトにしてボールの出所を潰していこうという狙い。そこでボールを奪えればエル・シャーラウィが走れば勝てるという計算なのか積極的に前に蹴っていきます。サイドから数的優位を作って崩したいラツィオにこのカウンターがはまり、前半7分にはボネーラのパスからエル・シャーラウィが抜けだし本田が今シーズン初ゴール。3人とも非常にレベルの高いボールタッチを見せてくれました。
 試合全体のペースとしてはミランサイドでラツィオがボールを持っている時間が長いのですが、最後のところで合わせきれずに前半は両チーム共にシュート数が2本に終わります。後半も基本的な流れは変わらず、とにかく相手の守備が整わないうちに個人の打開で打ち切ってしまいたいミランが開幕戦で3点を挙げて勝利となりました。

 サパタ、アレックスのCBコンビ、そして本職ではないボネーラがSBをやっていることにかなりの不安はあるものの、新加入のディエゴ・ロペスはいままでのミランのGKにはない期待を見せてくれましたし、あれだけゴール前でプレーされながらなんとか最後のところで身体を寄せて1失点に抑えたところは評価できます。
 攻撃の方はポゼッションからの崩しがまだ整備されていない状態ではドリブラーの才能に頼った高速カウンターをやっていくしかないのか。移籍市場が終了していないためメンバーも不確定な状態では何とも言えないのですが、はやくピッポのチームの形を見たいです。この試合ではラツィオが前に人数をかけてきたためにかなり効果的でしたがゴール前を固めてくるプロヴィンチャ相手では通用しないでしょうし。
 何はともあれきつい時間帯を耐え開幕戦を勝利で飾ったミランを今シーズンも応援していきたいと思います。