2013年最初の試合。ウインターブレイク中の練習試合でボアテングが相手サポーターから人種差別的発言を受けたことへの抗議として、試合前には全員が"AC MILAN CONTRO IL RAZZISMO"と書かれたシャツを着用していました。それにしても観客少ないですね…
ミラン
- 32 アッビアーティ
- 20 アバーテ
- 2 デ・シリオ
- 13 アチェルビ
- 21 コンスタン
- → 77 アントニーニ (63′)
- 18 モントリーヴォ
- 23 アンブロジーニ
- 8 ノチェリーノ
- → 22 ボージャン (55′)
- 10 ボアテング
- 11 パッツィーニ
- 92 エル・シャーラウィ
シエナ
- 25 ペーゴロ
- 13 ネト
- 24 パーチ
- 18 フェリーペ
- 6 アンジェロ
- 7 ヴァリアーニ
- → 9 パオルッチ (80′)
- 8 ヴェルガッソーラ
- 3 デル・グロッソ
- 10 ダゴスティーノ
- → 36 ボルゾーニ (70′)
- 27 ロジーナ
- → 83 レジナウド (58′)
- 81 ボグダニ
毎度のことですが怪我人続出のDF陣に加えメクセスが累積警告で出場停止ということでこの試合のセンターバックはデ・シリオとアチェルビという珍しく、そして若い組み合わせになりました。
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試合前に表示されていたシステムとしてはいつもの4-3-3でしたが、前節ローマ戦に比べるとボアテングがトップ下のような位置でボールを受けていました。サイドに縛られなくなってプレーエリアが広がった方がボアテングの持ち味は生かせると思うので個人的には今後もこうした使い方をしていってほしいと思います。サイドでボールを持つならロビーニョの方が仕掛けはうまいですし。
シエナの方は安定しないDFラインの連携の不備を狙っているいるのか前から積極的に仕掛けてきますがなかなかボールを奪って崩すまではいけず、デ・シリオとアチェルビのコンビもきちんと対応できていました。
後半は点が取れずに徐々に足が止まってしまうよくない流れ。ただボージャンが入ったことで前線の厚みが増し、斜めに裏をとるボールが増えたことでシエナのDFが後ろを向いて対応せざるを得なくなってチャンスが増えました。ボージャンの存在はこういう試合ではほんとに大きいですね。最後の失点は余計でしたがウインターブレイク明けでカウンターに対して足が止まってしまっていた部分が改善されればもっと高い位置からディフェンスできるようになると思います。
12-13シーズンもまだ折り返し、ユヴェントスの独走は続いていますがCLもなんとか決勝トーナメントまで残れているのでここからまた勝利を積み重ねていって3位以内まで登っていってほしいところですね。それと個人的には去年ジェフに在籍していたレジナウドのプレーがまた見られたのが少し嬉しかったです。