パルマ戦ではいい時間帯もあったもののお粗末な試合内容で負けてしまいました。人数をかけてひいてくる相手に対する崩しはどのチームでも大きなテーマとなっていますが、アッレグリはそのあたりあまり得意ではないようなのでどうしても個人頼みになってしまいますね。
ACミラン
- GK
- 59 ガブリエウ
- DF
- 20 アバーテ
- 81 ザッカルド
- 17 サパタ
- 2 デ・シリオ
- MF
- 18 モントリーヴォ
- 34 デ・ヨング
- 4 ムンタリ → 16 ポーリ (75')
- FW
- 14 ビルサ → 9 マトリ (75')
- 45 バロテッリ
- 22 カカ → 7 ロビーニョ (84')
SSラツィオ
- GK
- 22 マルケッティ
- DF
- 39 カヴァンダ
- 2 シアニ
- 27 カナ
- 26 ラドゥ
- MF
- 15 ゴンサレス
- 24 レデスマ
- 8 エルナ → 23 オナジ (46'HT)
- FW
- 87 カンドレーヴァ → 17 ペレイリーニャ (90+2')
- 11 クローゼ
- 34 ペレア → 99 フロッカリ (68')
前節のベンチ入りを経てデ・シリオが復帰しました。左サイドバックは完全にウイークポイントとなっていただけに嬉しいです。点を取るポジションでもないですしこのチーム状況を変えてくれと願うのは重責でしょうけど。
Milan 1 - 1 Lazio - legaseriea.it
雨が激しいからか両チーム共にあまり展開の早い試合にはせず。昨シーズン3位とコッパ・イタリアの覇者の対戦なのですが現在中位にいるチーム同士の試合という感じがあふれています。特にラツィオは中盤の運動量が少なく前線のプレスへの連動やバックラインへのサポートがないためにミランがスペースを有効に使える場面が多かったです。
それでも点がとれず、失点してしまうのがいまのミランでした。カカのビューティフルゴールは本当に素晴らしかったのですがチャンスらしいチャンスを作れた場面が少なすぎます。バロテッリのコンディションも悪いわけではないと思うのですが周囲との距離が遠すぎるのかなかなか有効な崩しを作っていくまでには至らず。どうしても意図的に形を作り出すことができません。さらにセットプレーのお粗末な守備もあいかわらずでした。モントリーヴォはなんのためにあそこに立っていたのでしょう。
パルマ戦に続いてもやもやの残る試合でしたがカカが復調してきているのはいい兆しですし復帰したデ・シリオも期待できる動きを見せていました。逆に言えばそこにしか魅力を感じられない今週のミラン。我慢の時期はまだ続きそうです。