バイエルン・ミュンヘン
- 1 ノイアー
- 21 ラーム
- 17 ボアテング
- 4 ダンテ
- 27 アラバ
- 8 ハビ・マルティネス
- 31 シュバインシュタイガー
- 10 ロッベン
- 25 ミュラー
- → 14 ピサーロ (83′)
- 7 リベリー
- → 11 シャチリ (89′)
- 33 ゴメス
- → 30 グスタヴォ (71′)
バルセロナ
- 1 ビクトル・バルデス
- 2 ダニエウ・アウヴェス
- 15 バルトラ
- 3 ピケ
- 18 アルバ
- 6 シャビ
- 16 ブスケツ
- 8 イニエスタ
- 17 ペドロ
- → 7 ビジャ (83′)
- 10 メッシ
- 9 アレクシス・サンチェス
ハムストリングスの故障ということでここのところだましだましの出場が続いたメッシですが、この試合は満を持して先発メンバーに入ってきました。試合前に完治したというニュースは出ていなかったように思うのですがこの試合に合わせて調整してきたのでしょうか。
UEFAチャンピオンズリーグ 2013 - バイエルン-バルセロナ – UEFA.com
バイエルンはかなり高い位置からボールを奪って前に出れる人がどんどん飛び出していこうという動きが。パスを誘ってはめ込もうとしたミラン、しっかり引いて守ろうとしたPSGとはまた違う正面からバルサに勝とうという形が見られます。特にハビ・マルティネスの動きに対してバルサの中盤がついてこれない場面が多い印象。位置的にはブスケツが見てなきゃいけないのかなというところですが、例によって流動的で各自のポジションが定まらないという攻撃の際の利点がそのまま守備の欠点になってしまっていました。
結局バルサは中央を完全に制圧されてしまったことでサイドバックのあがりであえて狭いエリアでの抜けるか、サイドチェンジから守備のスライドが間に合わないうちに突破するくらいしかボールを前に運ぶ方法がなくなってしまいました。逆にバイエルンの方はそのサイドを存分に使い高さのミスマッチを使った形で1点目、2点目とリードを奪い、余裕を持ったカウンターでさらに2点、計4点ものリードを持って第2戦へ。正直ここまで差がつくとは誰も想像していなかったでしょう。
PSG戦であれだけ違いを見せていたメッシのフル出場も最後までバイエルンの網を破るには至らず、バイエルンのハードワークの前にボールは持てているものの全く攻め手がないというバルサの根幹を揺さぶるような敗北でしたがベスト16のミラン、準々決勝のPSGと第1戦では波に乗れずに第2戦のカンプ・ノウでなんだかんだ勝ち上がってきたバルサはこの脅威のバイエルン相手に4点差を跳ね返すことができるのでしょうか。