29 9月, 2013

セリエA第6節 ミランvsサンプドリア

 

ACミラン

    GK
  • 32 アッビアーティ
  • DF
  • 81 ザッカルド
  • 17 サパタ
  •   5 メクセス
  • 21 コンスタン
  • MF
  • 16 ポーリ → 23 ノチェリーノ (74')
  • 34 デ・ヨング
  •   4 ムンタリ → 28 エマヌエルソン (46'HT)
  • 14 ビルサ → 78 ニアン (66')
  • FW
  •   9 マトリ
  •   7 ロビーニョ

サンプドリア

    GK
  •   1 ダ・コスタ
  • DF
  • 29 デ・シルヴェストリ
  •   8 ムスタフィ
  • 19 レジーニ
  •   3 コスタ
  • MF
  • 79 カヴァッツィ
  • 14 オビアング
  • 17 パロンボ → 10 クルスティチッチ (61')
  • 15 ウショレク → 21 ソリアーノ (52')
  • FW
  • 12 サンソーネ
  • 11 ガンビアティーニ → 37 ペターニャ (67')

 先週に続いてバロテッリの出場停止と怪我人によっていつものメンバーとなりつつあるこのメンバー。ポーリやビルサにとっては絶好のチャンスですししっかりと結果で答えて欲しいですね。

Milan 1 - 0 Sampdoria - legaseriea.it

 序盤からポゼッションはできるものの最後の崩しが決定的に足りないミランの攻撃。サイドからの放り込みしかゴール前で勝負できず、マトリもそこまで空中戦に強いわけではないのでいいシュートには結びつきません。前半は逆にカウンターからサンプドリアにチャンスも生まれ、押しているとはいえハラハラさせられる展開にもなりました。守備はある程度自分のエリアを捨ててマンツーマンでついていったので穴ができる場面もありましたがこれはプラン通りだったんでしょうか。まあサンプドリアの前線に枚数が少なくポジションチェンジもあまりなかったので十分機能はしていました。

 後半からムンタリに代えてエマヌエルソンが入るとそこが起点となり先制点が入ります。コンスタンがオーバーラップからドリブルで切り込みロビーニョがため、引いた位置でフリーになっていたビルサが決めるいい形でした。違いを作り出せる選手が少ない現状でロビーニョがボールを持つとやはりリズムができるので、この先制シーンのような関係性をもっと作れるとチャンスも増えてくると思います。後半はそれを意図したボール運びも見られましたがもう少し近くでボールに絡めるようになればもっと守備ブロックを崩す動きができそうなのですが。逆にポーリはセンターのスペースを使えずに消えてしまっていたのが残念です。

 試合はこのままウノ-ゼロでミランの勝利。ボールを保持したことによってサンプドリアの選手を相手の陣地に釘付けにできたのが大きいですね。最後の時間の使い方もある意味ミランらしいというか洗練されたものでした。マトリはこの試合あまり存在感を見せられませんでしたし途中出場のニアン君はもう少し見せ場が欲しかったかとは思いますけど、やはりウイングの動きから抜け出せないのかなかなか決定的な仕事をするまでには至りません。CLアヤックス戦、さらに来週のユーヴェ戦に向け中盤もそうですがFWの選手もここがチャンスなだけに欠場している選手を追い越すくらいの活躍を期待したいですね。

24 9月, 2013

プレミアリーグ第5節 マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド

 新しい監督を迎え戦力的にも充実しているダービーマッチ。今シーズン序盤はあまりいいスタートの切れていない両チームですがここからあげていけるか期待の一戦です。

マンチェスター・シティ

    GK
  •   1 ハート
  • DF
  •   5 サパレタ
  •   4 コンパニー
  • 33 ナスタシッチ
  • 13 コラロフ
  • MF
  • 25 フェルナンジーニョ
  • 42 ヤヤ・トゥーレ
  • 15 ヘスス・ナバス  → 7 ミルナー (71')
  • 16 アグエロ → 14 ハビ・ガルシア (86')
  •   8 ナスリ
  • FW
  •   9 ネグレド → 10 ジェコ (75')

マンチェスター・ユナイテッド

    GK
  •   1 デ・ヘア
  • DF
  • 12 スモーリング
  •   5 ファーディナンド
  • 15 ヴィディッチ
  •   3 エヴラ
  • MF
  • 16 キャリック
  • 31 フェライニ
  • 25 バレンシア
  • 10 ルーニー
  • 18 ヤング → 23 クレヴァリー (51')
  • FW
  • 19 ウェルベック

 

Fixture | Man City vs Man Utd | premierleague.com

 序盤から中盤の選手同士がいい距離を保ってポゼッションしていくシティに対してなかなかバイタルエリアでボールが収まらず形が作れないユナイテッド。両サイドハーフがウイングのような縦の動きを繰り返し単騎突入でロストしてしまうのとルーニーが守備も含めていろんなところに顔を出さざるを得ないことでシティの危険なエリアでのプレーはほとんどさせてもらえません。
 一方のシティはヘスス・ナバスがセンターに寄ってサイドのスペースにサパレタが上がってきたり、逆にサイドでボールを保持するとヤヤ・トゥーレが絶妙なタイミングでサポートに入ったりとうまくバランスがとれていました。特にヘスス・ナバスはこのチームでも得意なエリアでプレーできることで心配されていたプレミアへの順応もうまくいっているようですね。もう1人新加入のフェルナンジーニョも中盤でうまくスペースをつぶしセカンドボールを展開できていましたし、昨シーズンのように前線が上がりすぎて崩壊するようなことはなさそうです。

 後半に入りユナイテッドはルーニーの自由度を増して攻撃につなげようとしてきますがシティもセンターをしっかりおさえて早々にカウンターから試合を決める追加点。あまりにも守備への切り替えが遅すぎるフェライニをひとつあげて前線でボールを持てるようによいう意図は見えましたが時既に遅しという感は否めませんでした。
 各所で言われていることですが、ファーガソンが一時代を築いたイングランドフットボールはもう時代遅れになっている点はあると思います。モイーズにはそれを打破することを期待されていたのでしょうがふたを開けてみれば昨シーズン以上に個人技で縦にごり押しな試合をしていますし崩しの部分でのアイデアがあまりになさすぎるんじゃないでしょうか。まあファン・ペルシーがいれば個人でなんとかなっちゃうというところもあるのかもしれませんが。
 ホームでのダービーを大勝で飾ったでシティは戦力的な充実もさることながらうまく弱点を補強するチーム編成ができ新たなサッカーができている印象です。新監督にCLを託せるかという声もありますがこの試合で見せたクオリティなら十分通用しますし昨シーズンのように1勝もできないなんてことはないでしょう。

23 9月, 2013

セリエA第4節 ミランvsナポリ

 ミッドウイークでセルティックに勝ち一安心したのもつかの間、この試合の相手は今シーズンカバーニをPSGに移籍させたことで非常に効果的な補強ができたナポリです。世界最高のストライカーとセンターバックを移籍させてもフリートランスファーでしか獲得できないクラブからするとうらやましい話ですが、昨シーズン2位の座を奪えなかったリベンジとしても勝ちたい試合ですね。いつものように序盤でもたついて下位に落ちないためにも大事な一戦だと思います。

ACミラン

    GK
  • 32 アッビアーティ
  • DF
  • 20 アバーテ → 23 ノチェリーノ (79')
  • 17 サパタ
  •   5 メクセス
  • 28 エマヌエルソン
  • ME
  • 16 ポーリ → 78 ニアン (73')
  • 34 デ・ヨング
  •   4 ムンタリ
  • 14 ビルサ → 7 ロビーニョ (56')
  • FW
  • 45 バロテッリ (90+4'退場)
  •   9 マトリ

SSCナポリ

    GK
  • 25 レイナ
  • DF
  • 16 メスト
  • 33 アルビオル
  •   5 ブリトス
  • 18 スニガ
  • MF
  • 85 ベーラミ
  • 20 ジェマイリ
  •   7 カジェホン
  • 17 ハムシク → 19 パンデフ (67')
  • 24 インシーニェ → 88 インレル (84')
  • FW
  •   9 イグアイン → 14 メルテンス (78')

 まだまだ怪我人が多いですがアバーテが復帰しました。サイドバックが本職ではないザッカルドに任せるのはやはり厳しいところがあったのでよかったです。先週の試合で打撲と言われていたポーリも今日はスタートから出場できるようです。

Milan 1 - 2 Napoli - legaseriea.it

 試合開始早々からナポリの攻撃陣が縦横無尽に動いてミランのゴールに襲いかかってきます。リーグ戦全勝、CLでドルトムントに競り勝った勢いは恐ろしいですね。序盤にいきなりいつものだめなパターンで失点してしまったことでよくない流れになってしまいました。  その後はボールを保持できているもののバロテッリが低い位置やサイドで絡むことが多く決定的な形は作れず、中央が崩せないために徐々にサイドに移行するもナポリのディフェンスラインがしっかり引いて守っているためフリーでシュートは打たせてもらません。マトリはもともと当たりの強さで勝負するタイプではないこともありますがなかなか仕事ができない状態。かといってパッツィーニのようにプレーエリアが広いわけではないのでこのままだと個人レベルが高い上位のチーム相手だと苦労しそうですね。

 守備に関してはスペースへ中盤からの飛び込みを基本とするナポリに対して危ないエリアでのイグアインへのパスを中盤でしっかりケアすることでしのいでいたものの、イグアインの強引なターンから強烈なシュートで追加点。これはもうイグアインを褒めるしかないでしょう。デ・ヨングの寄せが軽かったという部分もあるかもしれませんがそれまでが食いついてボールを奪取していただけに難しいところです。どちらかというとシュートを打たれた瞬間のメクセスの対応の方が問題な気がします。
 なかなかナポリゴールに迫れないミランはロビーニョ投入後からゴール前の狭いエリアを狙って裏へのパスを通そうとしますがさすがにナポリの守備陣もそこまで甘くありません。バロテッリのPK失敗というニュースもあってスタジアムの雰囲気もナポリに傾いてきてしまいました。

 バロテッリはイライラのせいか試合後に審判への抗議によって退場というおまけまでついてしまいまい非常に後味の悪い試合になってしまいましたね。完全に余計な行為ですし批判も免れないでしょうが、この性格に関してはプレー中のイライラを緩和する方が現実的な気がします。相手を背負って楔のパスをもらう際には必ず近くに誰かいるようにするとか、サイドにひらいたときにはまわりの選手がスペースを作ってあげるとか相手が無理なタックルで潰しにこれないような場面を作ってあげるのもひとつの解決策なのかなと。コンディションが整って気持ちよくプレーができればすごくおもしろい選手なだけに誰もがもったいないと思っていますしね。

15 9月, 2013

セリエA第3節 インテルvsユヴェントス

 まだシーズンもはじまったばかりですがはやくもビッグマッチです。危なげなく連覇をはたしたユーヴェは今シーズンもその強さを誇るのか、昨シーズンは結果が出ず不本意な順位に終わったインテルが巻き返すのか注目です。

インテル

    GK
  •   1 ハンダノビッチ
  • DF
  • 14 カンパニャーロ
  • 23 ラノッキア
  •   5 フアン
  • MF
  •   2 ジョナタン
  • 13 グアリン
  • 19 カンビアッソ
  • 21 タイデル → 9 イカルディ (68')
  • 55 長友
  • 11 リカルド・アルバレス → 10 コバチッチ (80')
  • FW
  •   8 パラシオ

ユヴェントス

    GK
  •   1 ブッフォン
  • DF
  • 15 バルザッリ
  • 19 ボヌッチ
  •   3 キエッリーニ
  • MF
  • 26 リヒトシュタイナー → 33 イスラ (46'HT)
  • 23 ビダル
  • 21 ピルロ → 20 パドイン (87')
  •   6 ポグバ
  • 22 アサモア
  • FW
  • 10 テベス
  •   9 ヴチニッチ → 27 クアリアレッラ (72')

 どちらも基本的には中盤のセンターに3枚並べ外に運動量のあるウイングバックを置くシステム。この形もセリエの各チームがそれぞれチーム事情に合わせて採用し、アッズーリによってひとつの完成形が見えたと言えるかもしれません。

Inter 1 - 1 Juventus - legaseriea.it

 まず立ち上がりから自分たちの形を作っていったのはユヴェントス。やはりピルロがパス1本で決定機を作れるという強みはこの試合でも活かされ、ゆっくりとしたビルドアップから裏を狙ったりディフェンスラインの前でボールを受けるのがうまいテベスいいパスを通していました。
 インテルはグアリンとタイデルが基本的にポグバとビダルにマンツーマンでつく形をとっていたのですが、ピルロのボールに対して一気に上がってた2人を捕まえきれずに何度も裏を取られていたのは絶対にやられてはいけないところでしたね。さらにカンビアッソがピルロにプレッシャーをかけるのかエリアをカバーするのか中途半端になっていたために結果的にピルロもバイタルも両方使われてしまっていたのもユーヴェが優位に試合を進める要因だったでしょうか。

 普通ならばここでセンターの2人が上がってしまうことでカウンターを受けた際守備がうまいとは言えないピルロだけが残りバックラインの3人で対応しなければならない状況ができてしまいます。まあユーヴェの3バックは全員が対人に強いのでなんとかなってしまうことが多いのですが、インテルもそこを狙っていたのか先制点はボールを奪ってからリカルド・アルバレスの素早い崩しでした。後半15分くらいからは徐々にインテルがボールを持てるようになっていたことやイカルディの投入でターゲットが2人になっていたこともあるでしょうがあのテンポでゴールまで持っていってしまうのはさすがです。
 直後にユーヴェもビダルが同点ゴールを決めますが、ここは逆にリカルド・アルバレスが守備のタスクも負ったことでグアリンとどちらがつくのかはっきりしなくなってフリーにしてしまった場面でした。得点した後は危ない時間帯と言われますがインテルの守備陣の足は完全に止まってしまっていましたしアサモアのボールへの反応が全くできていませんでしたね。

 試合はそのまま1-1で終了。全体として両チームともにシーズン序盤とは思えない高いテンションでやりきった試合でした。王者ユヴェントスは昨季からさらにブラッシュアップされていますしインテルもマッツァーリによってモウリーニョ以来の新しい形を作りつつあります。セリエのビッグマッチを見るとどうしてもミランと比べてしまうのですがこのままだとちょっと分が悪いんじゃないかという危機感を持たざるを得ません。

03 9月, 2013

セリエA第2節 ミランvsカリアリ

 水曜日にPSVに勝利しCL本戦へのチケットを手にしたミランですが、そこから急にピッチ外での話題が大きくなってきました。まずはCLグループステージの組み分け抽選。各所からまたかという声が聞こえる中バルセロナと同組になりました。決勝トーナメントでの対戦も含めると3シーズン連続だそうです。
 それとほぼ同時刻にボアテングのシャルケへの移籍、マトリの加入が発表されるという慌ただしさ。ボアテングは先のPSV戦でも2得点を挙げこれから期待できると思っていただけに残念ですが本人の希望なので仕方ないかなと。マトリに関しては復帰の遅れが伝えられるパッツォの代役アタッカンテとしての獲得のようです。まあテベスなどしっかりとした補強をしたユーヴェのベンチで過ごすよりはっていう判断なんですかね。なにはともあれイケメンおかえりなさい!
 さらにここにきてにわかにカカの復帰も現実味を帯びたものとなり、ホーム開幕戦にもかかわらずガッリアーニはマドリードで交渉中との話です。ほんとは試合前までに話をまとめて一緒にお披露目したかったんでしょうけど続報に期待しましょう。
 カカのレアル・マドリードからの復帰が正式に発表されました!

 とまあ例によって期限ぎりぎりになってからいろいろと話題は尽きず前口上も長くなりましたがとにかく目の前の試合に勝っていかなければならないわけで、セリエA第2節、今期のサンシーロ開幕戦はカリアリとの試合です。

ACミラン

    GK
  • 32 アッビアーティ
  • DF
  • 20 アバーテ
  • 17 サパタ
  •   5 メクセス
  • 28 エマヌエルソン
  • MF
  • 16 ポーリ → 23 ノチェリーノ (78')
  • 34 デ・ヨング
  •   4 ムンタリ
  • 18 モントリーヴォ → 92 エル・シャーラウィ
  • FW
  • 45 バロテッリ
  •   7 ロビーニョ → 9 マトリ (66')

カリアリ

    GK
  •   1 アガッツィ
  • DF
  • 21 デッセーナ
  •   3 アリアウド
  • 15 ロッセッティーニ
  • 29 ムール
  • MF
  • 22 カブレラ → 23 イバルボ (60')
  •   5 コンティ
  •   4 ナインゴラン
  • 20 エクダル
  • FW
  • 51 ピニージャ → 19 ネネ (71')
  •   9 サウ → 16 エリクソン (78')

 ミランはいままでの4-3-3の形を変え、モントリーヴォをトップ下に置いた4-3-1-2の布陣をしいてきました。これでベルルスコーニ会長も納得ですね。メンバーはあまり変わっていないですし昨シーズンはじめのような迷走はないとは思いますがどんな試合をしていくのか注目です。

Milan 3 - 1 Cagliari - legaseriea.it

 まずモントリーヴォがトップ下に入ることで変わったのがバロテッリのポジショニングでした。3トップのセンターでは後ろからのボールを受けるために頻繁に後ろを向いてトラップするシーンがあり、相手の寄せも厳しい上にゴールから遠い位置でのプレーを強いられてしまってなかなか決定的な仕事ができないということがミランが点のとれないパターンとなっていたのですが、モントリーヴォがつなぎに入ってくれることでわりと自由にポジショニングできていたように思います。斜めに走って裏を狙ったりサイドに開いてボールを待つようなことが序盤から見られたので、これがやりやすい形であれば昨シーズン以上の結果が期待できるかもしれません。

 もうひとつ、モントリーヴォが前線の高い位置から守備に入っていて、これまでの守備ブロックとは違う戦術でいくのかなという部分も気になりました。4-3-3の配置のときはしっかりと引いて4-5のブロックを作るために両サイドのフォワードも引いて守備をすることが求められました。エル・シャーラウィなんかはこの守備における貢献も評価される要因だと思うのですが、今日の試合を見ていると相手がボールを保持したときにハイプレスをやろうとしている印象もあったのでそのあたりは今後注目していきたい部分です。
 守備時に4-3-3の3ラインを作ろうとするならば中盤との距離ももう少し短い方がいいですし、4-5のラインに比べてサイドのケアも難しくなりますしね。ポーリとムンタリのポジショニングや運動量が求められることになるかと。当然バロテッリはあんまり守備に参加することはないと思うのでその分他の選手、特に2トップのもう1人は攻撃と守備両面で多くの役割を求められることになるんじゃないでしょうか。

 というわけでこれからのミランの前線は誰がバロテッリの相棒になるのかに注目ですね。とりあえずボアテングはそういう意味では脱落だったのかなと思いますし、これまでエル・シャーラウィが歳も近くて仲もいいポジションでしたがそこにモントリーヴォが名乗りを上げた感じでマトリとの関係も悪くなさそうです。ニアンはまあもう舎弟なのでいいとしてパッツィーニが復帰後どう絡んでくるかも楽しみで、なんと言ってもカカが加入すればまた違う攻撃が期待できます。ひさしぶりに終わった後もわくわく感のある試合でした。