結果のでないチームに対してついにサポーターによる選手の囲みまで発生したミラン。監督人事も御家騒動もメディアの話題としては一区切りついた感じがありますが試合で勝てない限りサポーターの気持ちはよくなりません。ベスト16進出のためには落とせないアウェーでのセルティック戦です。
セルティックFC
- GK
- 1 フォースター
- DF
- 23 ルスティグ
- 4 アンブローズ
- 5 ファン・ダイク
- 3 イサギーレ
- MF
- 49 フォレスト →18 ロギッチ (80')
- 21 マルグリュー
- 33 カヤル → 16 レドリー (31')
- 11 ブーリフテル
- FW
- 15 コモンズ → 10 ストークス (65')
- 9 サマラス
ACミラン
- GK
- 32 アッビアーティ
- DF
- 20 アバーテ → 23 ノチェリーノ (48')
- 17 サパタ
- 25 ボネーラ
- 28 エマヌエルソン
- MF
- 18 モントリーヴォ
- 34 デ・ヨング
- 16 ポーリ
- 14 ビルサ → 21 コンスタン (72')
- 22 カカ → 7 ロビーニョ (80')
- FW
- 45 バロテッリ
予想フォーメーションによると前線のビルサ、カカ、バロテッリびがこれまでの3トップではなくトップ下にビルサとカカが並ぶような形になっています。カカがミランに加入した頃のクリスマスツリーのような形でしょうか。それとこの試合先発メンバーの全員が12番以上の大きい背番号をつけています。まあいまは大きい番号でも自由につけられる制度ですが1人もいないというのも不思議なものです。
UEFA Champions League 2014 - Celtic-Milan – UEFA.com
序盤からホームの大声援を受けてボールに対して厳しくチェックにきたセルティックですが、どうしても連動した守備というものがなく中盤があいてしまうためにミランとしては楽に前線までボールが運べました。やはりカカが基点として機能している試合はいいです。バロテッリもしっかりとボールを収め、かつセルティックの激しいチャージを受けてもいつものように簡単に倒れることはなくしっかりプレーしていたのが印象的でした。やればできるんじゃないか。
欲を言えば2得点はセットプレーから、最後の得点もモントリーヴォが低い位置から裏に1本で通してのゴールと守った相手に崩してとったわけではないのでこれがこのままセリエでできるわけではないというのが難しいところですかね。まあセルティックがそういう守備をしていなかったのでこの試合では必要のないことではありますが。
守備に関してもボネーラが安定感を見せ、セルティックの攻撃をシャットアウト。クロスに対してもフリーキックに対してもしっかりと跳ね返していました。何度かフリーで打たれたシュートもアッビアーティが抜群の反応でブロックしていて守護神の貫禄です。やはりこの人にはもうしばらくがんばってもらわないといけないのかもしれません。
ひさびさの、本当にひさびさの快勝と言える結果で安心して見ていられました。アヤックスがバルサに勝利したためベスト16進出決定とはなりませんでしたが第5節終了時点で2位をキープできていることは喜ばしいです。これがヨーロッパの舞台に強いミランの伝統なんでしょうかね。再来週のアヤックス戦にもしっかり勝って、この勢いをセリエの方にまで継続させてここから巻き返していきたいと願っています。