12 11月, 2013

プレミアリーグ第11節 マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル

 監督交代による影響かいいスタートはきれなかったユナイテッドですがここ数試合は連勝で徐々に調子を取り戻してきました。エジルとフラミニというピンポイントの補強があたりここまで首位を独走しているアーセナルをホームに迎えての一戦です。

マンチェスター・ユナイテッドFC

    GK
  •   1 デ・ヘア
  • DF
  • 12 スモーリング
  •   6 エヴァンズ
  • 15 ヴィディッチ → 23 クレヴァリー (45')
  •   3 エヴラ
  • MF
  • 16 キャリック
  •   4 フィル・ジョーンズ
  • 25 バレンシア
  • 10 ルーニー
  • 26 香川 → 11 ギグス (77')
  • FW
  • 20 ファン・ペルシー → 31 フェライニ (84')

アーセナルFC

    GK
  •   1 シュチェスニー
  • DF
  •   3 サニャ
  •   6 コシェルニー
  •   5 フェルメーレン
  • 28 ギブス
  • MF
  •   8 アルテタ → 44 グナブリー (82')
  • 20 フラミニ → 10 ウィルシャー (60')
  • 16 ラムジー
  • 11 エジル
  • 19 カソルラ → 23 ベントナー (77')
  • FW
  • 12 ジルー

 ユナイテッドはウェルベックが膝の怪我から回復していませんが、布陣に大きな変更はなく試行錯誤を経て安定してきました。アーセナルもメルテザッカー、ウォルコット、ポドルスキーが欠場しているもののラムジーが高い位置に入り好調の攻撃陣が今日も健在です。

Man Utd vs Arsenal | premierleague.com

 序盤はユナイテッドがボールを持って前で試合を進めていく展開。しかしドリブルでの単騎突入ではなかなかアーセナルの守備陣を突破できず。サイドからの放り込みもシュチェスニーがしっかり対応していました。特に左サイドはエヴラがかなり上がってきていましたが香川と近い位置で崩して裏を取るまではなかなかいけずにまだお互いに活かしてくるというまでにはいっていないのかなという印象。中盤の選手によって攻撃の形が大きく変わってしまうので難しいところですね。
 先制点はCKからユナイテッド。ファン・ペルシーが飛び込んできてのヘディングでさすがの強さを見せつけました。これでアーセナル戦3戦連発ということでこの人はほんと古巣いじめが得意です。

 アーセナルもバイタルエリアで近い距離を保って崩そうという意図は見えるもののキャリックとフィル・ジョーンズがセンターでしっかりゾーンを作っていたためにやらせてもらえない状態。もう少し縦に速い攻撃が多くできればよかったのですが、そこまで前からプレッシングを激しくかけていなかったのとユナイテッドのポゼッションによってどうしてもボールを奪う位置が低くなってしまいボールが前に行く頃には守備ブロックができあがってしまっていました。中盤の守備を向上させるはずのラムジーもこの試合では最終ラインに吸収されているシーンが多く力技でこじあけるために投入したベントナーもしっかり抑えられてしまい結果的には選手交代も含めてユナイテッドの思い通りに試合を運ばれてしまったということでしょうか。

 今日は流れからの得点はあげられませんでしたが、ユナイテッドはファン・ペルシーとルーニー頼みではなく徐々にチームの形を作れてきているのを感じました。アーセナルの連勝をストップしたことで首位を追う他のチームも含めておもしろくなってきています。