10節を終えて勝ち点12と相変わらず苦しい戦いが続いています。今日の相手は独特の内容に結果がついてきた勘のある好調フィオレンティーナですがホームでしっかり勝つことができるでしょうか。
ACミラン
- GK
- 59 ガブリエウ
- DF
- 20 アバーテ
- 81 ザッカルド
- 17 サパタ
- 21 コンスタン
- MF
- 18 モントリーヴォ
- 34 デ・ヨング
- 4 ムンタリ → 8 サポナーラ (69')
- FW
- 14 ビルサ → 78 ニアン (57')
- 45 バロテッリ
- 22 カカ
ACFフィオレンティーナ
- GK
- 1 ネト
- DF
- 40 トモヴィッチ
- 2 ゴンサロ・ロドリゲス
- 15 サヴィッチ
- 23 パスクアル
- MF
- 10 アクイラーニ
- 21 アンブロジーニ → 18 ベシーノ (33')
- 20 ボルハ・バレロ
- FW
- 30 マトス → 83 オリベイラ (90+1')
- 49 ロッシ → 17 ホアキン (68')
- 66 バルガス
前節復帰したデ・シリオですが練習中に再度膝を痛めたということでメンバー外に。いい動きをしていただけに残念です。そしてフィオレンティーナにはアンブロジーニが。中盤に人数を多くかけて運動量を求められるチーム戦術ですがしっかりと出場しているようで喜ばしい反面これだけできるのならばミランにいてほしかった気持ちもありますね。
Milan 0 - 2 Fiorentina - legaseriea.it
ミラン前線の3人が自由に動いてボールをもらいにいこうという意図は見えるのですが、いかんせん連動した動きというものになっていません。カカが中盤に顔を出してあけたスペースもバロテッリやビルサが有効に使う感じではなく、可能性を感じる形としてはムンタリの飛び出しくらいでしょうか。ビルサやニアンというウイングのプレーヤーがサイドに張るならもっと個人で勝負してもいいと思うのですがそういう場面も少なかったですし、これではなかなかセリエの上位を走っている相手を崩せないのも当然でしょう。
守備に関しても中盤からサイドに展開された際に引っ張りだされた選手のカバーがきちんとできていないためにそこから何度もチャンスを作られています。先制点はアンラッキーな形でしたが2点目は人数も十分いた場面ですしそもそもあそこでついていたのがバロテッリというのもどういうことなのか。
アッレグリの頭の中にある引き出しの多さは素晴らしいと思うのですが、この試合に関しては全体的にチームとして何がしたいのかがはっきりしない印象でした。こういう状態だと怪我人が復帰しても厳しいでしょうし補強云々という話でもないのではないでしょうか。セードルフの発言など監督交代報道が大きくなってきて毎週の結果と両立させなければいけない現実はありますが、まずはどういうサッカーを目指すのかを見せてほしいです。