インテルで指揮を執っていたのも今は昔となったベニテスの元でしっかりと戦えるチームの形も完成しつつあるナポリですが、CLでは勝点12をあげながらグループリーグ敗退という厳しい結果となりました。こちらはナポリの前監督マッツァーリが率いるインテルをホームに迎え仕切り直しの一戦です。
SSCナポリ
- GK
- 1 ラファエウ
- DF
- 11 マッジョ
- 21 フェルナンデス
- 33 アルビオル
- 2 レヴェイエール → 19 パンデフ (90+1')
- MF
- 20 ジェマイリ
- 88 インレル
- 7 カジェホン
- 14 メルテンス → 27 アルメロ (86')
- 24 インシーニェ
- FW
- 9 イグアイン → 85 ベーラミ (78')
インテル
- GK
- 1 ハンダノビッチ
- DF
- 14 カンパニャーロ → 9 イカルディ (82')
- 23 ラノッキア
- 35 ロランド
- MF
- 2 ジョナタン
- 19 カンビアッソ
- 55 長友
- 21 タイデル → 10 コヴァチッチ (61')
- 11 リカルド・アルバレス (71'退場)
- FW
- 13 グアリン
- 8 パラシオ
Napoli 4 - 2 Inter - legaseriea.it
序盤はお互い守備ブロックをコンパクトにして囲みにかかることで相手を誘い込んでからの速い攻撃を狙って行く展開。チームの動きとしてはインテルの方がしっかりしているのかなという印象を受けた立ち上がりでしたが先制点はナポリでした。ボールを持つをとにかく前線が動き出して縦に入れ、インテルが最終ラインをきっちりと作りきれないうちにシュートまでもっていってしまう素晴らしい攻撃。今シーズンイグアインとベニテスで切れ味を増した少人数での仕掛けです。得点が全て一度跳ね返されてからのシュートということろもナポリらしさなのでしょう。
インテルもサイドでのためからディフェンスラインの視界の外から飛び込んでくる形で2点をあげるものの、どうしてもナポリの攻撃の基点をつぶすことができませんでした。インテルが1人退場となってより攻撃に入りやすくなった81分にはインテルのお株を奪うサイドからのはやい折り返しからの追加点で試合を決定づけました。インテルとしては自分たちの形で試合を作れていたもののナポリの攻撃に対応できず完敗でしたね。逆に言うと今後インテルと対戦するクラブとしては対策の参考となる試合だったのではないでしょうか。