開幕を昇格組のサンプに破れてやっぱり大量離脱がだめだった感が漂うミラン。さらに白シャツ赤パンツという最高にかっこわるい組み合わせでアウェーのボローニャ戦を迎えました。毎年1,2回この組み合わせ見ますけどなんとかならないんですかね。パンツを黒にするとか。
- 32 アッビアーティ
- 13 アチェルビ
- 25 ボネーラ
- 2 デ・シリオ
- 77 アントニーニ
- 23 アンブロジーニ
- 18 モントリーヴォ → 34 デ・ヨング (41′)
- 8 ノチェリーノ
- 10 ボアテング
- 11 パッツィーニ → 19 ニアン (90′)
- 92 エル・シャーラウィ → 22 ボージャン (67′)
パッツィーニ、ハットでミランに初白星をもたらす - Goal.com
FW陣は前節のロビーニョのようにサイドに張るわけではなくエリア内も含めかなり自由に動いてました。パッツィーニが精力的にターゲットになることによって昨シーズンのイブラのようにわかりやすい攻撃ができていた印象です。もちろんボールを受けてからの動きは全く違いますが、高めのクロスを右足一本で無理矢理合わせようとするところなどは何となくイブラを思い出させてしまいました。さらにこのゲームではミランが攻めている時間帯でボアテングがかなり高い位置を狙っていたので実質3トップのような形になっていました。その分エル・シャーラウィが下がってボールをもらうなど彼も苦労している様子。前線ではあまり仕事ができずに交代させられてしまいましたね。代わって入ってきたボージャンもまだチームにフィットしてるとは言えませんでしたが、中盤との連携はうまい選手なので違いを見せないとポジション争いも厳しくなってしまうんじゃないでしょうか。
守備に関してはボネーラ、アチェルビのセンターバックコンビがどうしても力不足なところと、ディアマンティに対する寄せが甘すぎてかなりチャンスを作られていました。このあたり中盤の選手も含めてしっかりブロックラインができないとやりたい放題やられてしまいかねないのが怖いです。それと相手の時間帯で攻められてるときにボールをきちんとつないだり落ち着かせたりできないのがちょっと心配なところ。昨シーズン苦しいときでも結果が出てたのはファン・ボメルが攻守両面でこういう役割をきちんとこなしてたのも大きいと思うので。このあたりはモントリーヴォの成長に期待したいです。
モントリーヴォとボアテングの怪我も気になるところですが、パッツィーニがトリプレッタかましての今シーズン初勝利はとりあえず喜んでいます。CLの組み合わせも一安心できそうですしとにかくこの戦力でカルチョ3位、CL決勝トーナメント進出を果たしましょう。