3ヶ月間のオフシーズンを終え、セリエA13-14シーズンの開幕です。既にCLのプレーオフは戦っていますが開幕戦の前の高揚感はやはり違いますね。順調に補強を重ねたユヴェントスがスクデット候補の筆頭に挙げられていはいますが、ミランも昨シーズンと違い大幅なメンバー変更はないので序盤からしっかりと勝点をとっていって欲しいです。
エラス・ヴェローナ
- GK
- 1 ラファエウ
- DF
- 29 カッチャトーレ
- 18 モラス
- 22 マイエッタ
- 3 アルベルタッツィ
- MF
- 2 ロムロ → 21 フアニート (78′)
- 5 ドナーティ → 10 ハルフレッドソン (84′)
- 19 ジョルジーニョ
- FW
- 11 ヤンコビッチ
- 9 トーニ → 8 カシア (85′)
- 6 マルティーニョ
ACミラン
- GK
- 32 アッビアーティ
- DF
- 20 アバーテ
- 17 サパタ
- 5 メクセス
- 21 コンスタン → 7 ロビーニョ (77′)
- MF
- 16 ポーリ
- 18 モントリーヴォ
- 23 ノチェリーノ
- FW
- 78 ニアン → 28 エマヌエルソン (64′)
- 45 バロテッリ
- 92 エル・シャーラウィ → 37 ペターニャ (64′)
直近のCLから変わった点は左サイドバックのコンスタン、中盤のポーリ、ノチェリーノ、右フォワードにニアンの4人です。デ・ヨングやボアテングは軽症とのことですが先発メンバーからは外れ、デ・シリオがベンチに戻ってきました。
Hellas Verona 2 - 1 Milan - legaseriea.it
試合前から予想できたことですが、今季セリエBから昇格してきたヴェローナは守備に入ると前線にトーニを残しそれ以外の10人でしっかり引いて守ってきます。その前にシュートまで持っていければいいのですがミランの3トップにはバックがしっかりついてボールが入ったときに前を向かせないというのをしっかりやってきたために単純な縦への攻撃では崩させてもらえません。
それでも早い時間帯でポーリがミランでの公式戦初ゴールを決めたことで少し落ち着けるかなと思いましたが、中盤が間延びしてしまう部分は改善されず。ノチェリーノがずっと高い位置にいたことで相手のディフェンスラインと重なってしまいうまくギャップを作れていませんでした。ノチェリーノやムンタリにこういうプレーを求めるならボアテングをトップで使わないで中盤起用してもいいような気がするのですが。
開幕スロースタートでやきもきされるのは毎年の恒例行事、ビッグクラブはシーズン通してのコンディションを考えるので開幕に合わせてくるプロヴィンチャの方が有利などなどいろいろな意見はありますが2シーズン連続で昇格クラブ相手に黒星スタートというのはどうしても危機感を持たざるを得ません。水曜日にはPSVとの第2戦も控えていますしあんまりチームが仕上がるのを悠長に待っているわけにもいかないので、相手の流動的な動きやバイタルエリアに対する組織的な守備、そして単純な対人守備の改善とフィニッシュまでの形をしっかりと作っていってほしいです。