マンチェスター・ユナイテッド
- GK
- 1 デ・ヘア
- DF
- 5 ファーディナンド
- 15 ヴィディッチ
- 4 ジョーンズ
- 3 エヴラ
- MF
- 16 キャリック
- 23 クレバリー
- 25 バレンシア → 18 ヤング (66′)
- 10 ルーニー
- 19 ウェルベック → 11 ギグス (78′)
- FW
- 20 ファン・ペルシー
チェルシー
- GK
- 1 チェフ
- DF
- 2 イヴァノビッチ
- 24 ケーヒル
- 26 テリー
- 3 A.コール
- MF
- 8 ランパード
- 7 ラミレス
- 15 デ・ブライネ → 9 トーレス (60′)
- 11 オスカル
- 17 アザール → 28 アスピリクエタ (90+3′)
- FW
- 14 シュールレ → 12 ミケル (87′)
モイーズ新監督との不仲説から移籍の噂が耐えないルーニーも先発出場してきました。今シーズンは両チームともに監督が交代しましたが、チェルシーがワントップに新加入のシュールレを起用した以外は昨シーズンからの大きなメンバー変更はないようです。まあそこが最も驚きであり最もモウリーニョらしい起用ではあるのですが。
Man Utd vs Chelsea | premierleague.com
試合は両チームともに慎重な立ち上がりで、特にチェルシーの方がアウェーということもあってかロングボール主体であまりリスクを負ってまで攻めにいっていない印象。守備の方はモウリーニョらしくセンターで自由にやらせずにサイドに追いやるということをしっかりとやってきました。昨シーズンはわりととりどころがはっきりせず対人の強さを全面に押し出していた印象なのですがプレシーズンの短い期間でもやることはきっちりとやってくるあたりさすがですね。
それと60分の時点でデ・ブライネを下げトーレスを入れたところはやはり試合展開によって柔軟に機能を代えてくるモウリーニョらしいのかな。単純に前線の枚数を増やす以上にいろんなところに影響が出た交代策でした。モイーズがこの試合は同じポジションの選手同士で代えていったのとは対照的に最後もミケル、アスピリクエタの投入で試合をクローズさせにいってますし。
対するユナイテッドは前プレの意識はあるものの、チェルシーのようにテクニックがありしっかりまわせるチーム相手では2手3手先との連携がうまくいかずあまり機能していない感じです。チェルシーがあまりはやい攻撃を仕掛けてこなかったのでその間に自陣では4-4のブロックをしっかり作れていたのですがこれがモイーズのやり方なんですかね。まだ開幕してすぐなのでプレミア連覇、CL優勝を狙っていくためには今後どんどん変わっていく可能性もあるんじゃないかと思います。 ここまで大きな補強のないピッチ外での話題の中心となっていたルーニーはセカンドチームでの調整が必要どころかこの試合攻守にわたって奮起していました。というかルーニーなしで攻撃を成立させるのが無理なんじゃないかというくらいの存在感。これだけの選手ですから移籍志願すれば欲しいクラブはたくさんあるわけで、チェルシーもそのひとつに名前が挙がってますけどこれからどうなるんですかね。
試合はスコアレスドローに終わりましたが、ユナイテッドは守備、チェルシーは攻撃面でまだ改善の余地があるように見られました。とはいえまだシーズンは開幕したばかり。両チームともにそのポテンシャルは疑いの余地がなく、この2チームにマンチェスター・シティを加えた3チームがプレミアリーグを引っ張りヨーロッパの舞台でも輝いていくんじゃないでしょうか。