昨シーズン3位という成績だったことで13-14シーズンはセリエより先にCLの開幕を迎えることとなりました。相手はエールディビジ2位のPSV。ファン・ボメルは引退してしまいましたがパク・チソンがプレミアリーグから帰ってきています。そういえば以前この2人がPSVに所属していたときもミランとCLで戦ったような気がする。
PSVアイントホーフェン
- GK
- 21 ズート
- DF
- 26 ブレネット
- 5 ブルーマ
- 3 レキク
- 15 ウィレムス
- MF
- 10 ワイナルドゥム
- 8 スハールス → 27 ヒリエマルク (89')
- 6 マヘル
- FW
- 33 パク・チソン → 14 ヨゼフゾーン (68')
- 9 マタヴジュ → 11 ロカディア (76')
- 22 デパイ
ACミラン
- GK
- 32 アッビアーティ
- DF
- 20 アバーテ
- 17 サパタ
- 5 メクセス
- 28 エマヌエルソン
- MF
- 4 ムンタリ
- 34 デ・ヨング → 16 ポーリ (78′)
- 18 モントリーヴォ
- FW
- 10 ボアテング → 78 ニアン (84′)
- 45 バロテッリ
- 92 エル・シャーラウィ
今シーズン最初の公式戦はプレシーズンマッチで様々な選手を試したのとは対照的に昨シーズンとほぼ同じメンバー。デ・ヨングがアキレス腱断裂から復帰しモントリーヴォ、ムンタリと共に中盤を構成しています。それにしても、ベルルスコーニが4-2-3-1のシステムで戦うのを命じたというのは何だったんでしょう。
UEFAチャンピオンズリーグ 2014 - PSV-ミラン – UEFA.com
まず序盤からしかけてきたのはPSV。運動量と前への積極性がまだ試合に入りきれていないミランを圧倒していました。このあたりは試合後にアッレグリもコメントしていましたが、既にリーグが開幕し数試合をこなしているPSVとまだ公式戦初戦のミランとのコンディションの違いでしょうか。守らざるを得ない状況からカウンターを狙っていく試合展開になりました。
全体的には今シーズンもアッレグリらしくどうやってボールを奪うかというところからはじまるチームなのかなという感じでした。特に先制してからは最終ライン4枚とバロテッリを除いた5枚でで守備ブロックを作るのは変わらず今シーズンも機能してくれそうです。ただ寄せが甘いのか相手に前を向かれてシュートまで持っていかれるシーンが多かったのが問題ですかね。失点シーンもミドルからでしたし、相手のショートカウンターからアッビアーティのファインセーブに助けられたところもかなりあったのでゴール前ではひやひやさせられました。
攻撃に関してもボールを持ったときに連動した動きが少なくバロテッリとエル・シャーラウィが単発で終わってしまっていたのが課題なのかな。やり方が違うとはいえPSVがやっていたような前線での動き出しが欲しいのに中盤からの押し上げがあまりに少なかったと思います。
今シーズン初戦ということであいかわらずまだ成熟していない部分が多いものの、昨シーズンまでのような大幅なメンバー変更がなく同じ路線で戦っているだけにはやく形を作っていきたいところです。昨シーズン後半失速していたエル・シャーラウィもしっかり得点を挙げましたしまずは今週末のセリエ開幕、そして来週のCL第2戦をしっかり勝っていいシーズンにしましょう。