シーズンも残り10試合を切ったあたりでようやく上昇しはじめたミラン。あまりにも遅すぎるスタートですが来シーズンのEL出場権獲得という目標も見えてきたのでこのまま今シーズン初となる3連勝を見たいところです。
ジェノアCFC
- GK
- 1 ペリン
- DF
- 8 ブルディッソ
- 4 ドゥ・マイオ
- 15 マルケーゼ
- MF
- 21 マルコ・モッタ
- 69 ストゥラーロ
- 91 ベルトラッチ
- 13 アントネッリ → 77 コナテ (83')
- FW
- 18 フェトファツィディス → 16 カライオ (82')
- 11 ジラルディーノ
- 10 スクッリ → 26 セントゥリオン (69')
ACミラン
- GK
- 32 アッビアーティ
- DF
- 25 ボネーラ
- 13 ラミ
- 5 メクセス
- 21 コンスタン
- MF
- 34 デ・ヨング
- 18 モントリーヴォ
- 10 本田
- 22 カカ → 16 ポーリ (88')
- 23 ターラブ → 14 ビルサ (83')
- FW
- 11 パッツィーニ → 45 バロテッリ (74')
モントリーヴォが怪我から復帰し、メクセスが出場停止明けで先発メンバーに入りました。連勝中でいい流れなので基本的なメンバーは変えたくないところですがバロテッリがコンディション不良ということでベンチスタートとなっています。
Genoa 1 - 2 Milan - legaseriea.it
ミランは連勝中ということで立ち上がりから積極的に前から仕掛けていきます。ジェノアも中盤より前でプレッシャーをかけてきていたので序盤からテンションの高い試合となりました。その分ジェノアのエリアにはスペースがあり、うまくそこに入って後ろからパスをもらえれば前を向いてチャンスを作ることができました。モントリーヴォなんかはプレスをかわしていいパスを出せる技術を持っていますし5バックで引いて守られるよりは攻撃の形を作りやすかったかもしれません。
ただ前半は先制したもののジェノアがボールを保持する時間が長く、浮き球でジラルディーノに当てる形が機能していたために危ないシーンも多く作られてしまいました。ジラルディーノの強さとアイデアもさることながら、まわりの選手をしっかりと見て落としたりセカンドボールをきっちり拾っていたところはミランからすると対策しなければならないところじゃないでしょうか。
後半も本田のリーグ初ゴールでリードを広げ楽になったかと思いきや依然としてジェノアのシュートシーンが目立つ展開。ゴール前に人数をかけてスペースは潰しているものの最後のところで寄せ切れていないためにしっかりと打ち切られてしまっていました。結果としては勝利で終えられたのでよかったですし、こういう試合でも勝ちきれるようになったという見方もできますが、攻撃がうまくまわりはじめただけに守備の面でも改善していって欲しいですね。