チェルシー
- 1 チェフ
- 28 アスピリクエタ
- 2 イバノビッチ
- 26 ジョン・テリー
- →24 ケーヒル (38′)
- 34 バートランド
- 7 ラミレス
- 12 ミケル
- 10 マタ
- 11 オスカー
- → 13 モーゼス (76′)
- 17 アザール
- 9 トーレス
- → 23 スターリッジ (81′)
リヴァプール
- 1 ジョーンズ
- 47 ウィズダム
- 23 キャラガー
- 5 アッガー
- 2 グレン・ジョンソン
- 3 ホセ・エンリケ
- 4 ヌリ・シャヒン
- → 30 ヘスス・フェルナンデス (59′)
- 8 ジェラード
- 24 ジョー・アレン
- 31 スターリング
- 7 スアレス
チェルシーはテリーが復帰しマタ、オスカー、アザールの2列目に加えトーレスもチャンスメイクに絡んでくる強力な攻撃陣も健在。リヴァプールの方はシュクルテルが欠場し3バックで臨んでいます。
チェルシー、リードを守り切れずリヴァプールと勝ち点1を分け合う - Goal.com
まずはリヴァプールの3バック。イタリアで流行している3バックですが、このシステムは大まかにユーロ2012のときのイタリア代表のように純粋ウイングバックを置く形と、ユヴェントスのように守備的MFがスペースを潰していく形に別れると思います。
どちらも中盤の切り替えの速さと運動量、戦術眼がものすごく求められるのでそのポジションに高い能力がないと成立しないシステムですが、リヴァプールでその役割を担っているのは両ウイングバック、特に前半はスターリングが左に流れてホセ・エンリケとの絡みから崩していく形が多く見られました。守備に関してもしっかり引いて守ることもでき、スペースをあけないことでチェルシー攻撃陣のポジションチェンジに対応していました。
ただチェルシーの方も前線の4人を中心にかなりいい攻撃を見せており、個人のキープ力と細かいつなぎを中心に優位に進められていましたし、先制点こそプレイスキックからでしたがカウンターから惜しいチャンスを何度か作り、上位の安定感を見せていました。
チェルシーとしてはジョン・テリーの負傷と追いつかれてしまったことで勝ちきれなかった試合の感がありますが、やはり上位に入ってくるチームであろうことは間違いないと思います。リヴァプールも不本意な順位にいますがこの試合を見る限りチーム戦術、タレント共に一定以上のレベルにあることは間違いなのでこのまま終わる事はないでしょう。