今シーズンはミランも絶不調ですが、今日の相手も15位と低迷しているウディネーゼ。絶対的エースのディ・ナターレを中心に固い試合運びをしていたチームだけに油断はできませんが、絶対に勝っておかなければいけない一戦です。
ウディネーゼ・カルチョ
- GK
- 22 スクフェット
- DF
- 75 ウルトー
- 11 ドミッツィ
- 6 ブブニッチ
- MF
- 27 ウィドマー
- 66 ピンツィ → 7 バドゥ (85')
- 37 ロベルト・ペレイラ → 8 バスタ (89')
- 34 ガブリエウ・シウヴァ
- 3 アラン
- FW
- 32 ブルーノ・フェルナンデス
- 10 ディ・ナターレ → 9 ムリエル (77')
ACミラン
- GK
- 32 アッビアーティ
- DF
- 2 デ・シリオ
- 17 サパタ
- 5 メクセス
- 28 エマヌエルソン
- MF
- 18 モントリーヴォ
- 4 ムンタリ → 23 ターラブ (71')
- 10 本田
- 14 ビルサ → 15 エッシェン (57')
- 7 ロビーニョ → 45 バロテッリ (63')
- FW
- 11 パッツィーニ
まずセンターバックにサパタとメクセスが復帰しひさしぶりにこの2人のコンビとなりました。そして前線がワントップにパッツィーニ、2列目に右から本田、ビルサ、ロビーニョという珍しい組み合わせ。もちろんミッドウイークのCLも見据えての今日の布陣なのかもしれません。
Udinese 1 - 0 Milan - legaseriea.it
立ち上がりはホームのウディネーゼが比較的ペースを握って試合を進めていく展開。特に中盤で選手同士が近い距離を保ってつないでいくためにミランのプレッシャーが簡単にかわされてしまっていました。はじめはボールを取られてから素早い前プレをかけていく意識が見られたもののウディネーゼに裏を取られる危険性が増すだけの結果となってしまいました。セードルフが監督になってから守備ブロック、特にバックラインと中盤の距離に関してはいろいろ試行錯誤しているのが感じ取れますがなかなか解決策は見つからないようです。
その後も守備陣と前線の連携がなかなかとれず。サイドで数的優位を作って起点になるような動きや後ろからのボールをもらおうとする動きは見られるもののうまく攻撃につないではいけませんでした。エッシェンが入ってからはムンタリがセンターの4-2-3-1、または本田とロビーニョ、代わって入ったバロテッリが中に絞った4-3-2-1のような形でサイドバックが積極的に上がり形をつくっていこうとしていたのでしょうがなかなかうまくボールをつないでいけないうちに67分の失点。中盤も最終ラインも枚数は足りていたはずなのですがどうしてこうも簡単に突破されてしまうのでしょうね。
直後に投入されたターラブも積極的に仕掛けてはいきましたが流れを変えることはできず、この1点を守り切ったウディネーゼに勝点3を献上してしまいました。さらにハードスケジュールの主力を休ませることにも失敗してしまい完全によくない流れです。ミッドウイークのCLではスペインでの試合となりますし第1戦でのビハインドを跳ね返すことができればいいのですが本当に厳しい状況ですね。