CL敗退に続いてリーグでも3連敗ともはや内容とか言っていられない状態のミラン。あいかわらず怪我人も多い状態ですがなんとか上を向いていきたいところです。
SSラツィオ
- GK
- 1 ベリシャ
- DF
- 29 コンコ
- 20 ビアーヴァ
- 85 ノヴァレッティ
- 26 ラドゥ
- MF
- 15 アルバロ・ゴンサレス → 6 マウリ (87')
- 24 レデスマ
- 5 ビリア → 23 オナジ (79')
- FW
- 87 カンドレーヴァ
- 34 ペレア → 19 ルリッチ (54')
- 14 ケイタ
ACミラン
- GK
- 32 アメーリア
- DF
- 2 デ・シリオ → 20 ボネーラ (84')
- 13 ラミ
- 5 メクセス
- 21 コンスタン
- MF
- 34 デ・ヨング
- 15 エッシェン
- 10 本田 → 45 バロテッリ (54')
- 16 ポーリ → 4 ムンタリ (75')
- 22 カカ
- FW
- 11 パッツィーニ
アッビアーティが前節での退場により出場停止、モントリーヴォとアバーテが負傷により欠場とこの試合もまた先発メンバーが安定しません。前線のパッツォ、本田、ポーリ、カカの組み合わせにも注目です。
Lazio 1 - 1 Milan - legaseriea.it
高い位置で張っている3トップを警戒してか、立ち上がりは慎重なミラン。特にカンドレーヴァのサイドに関してはコンスタントエッシェンがかなりポジショニングを気にしていたような印象です。さらに最終ラインでボールを持ったときもペレアをはじめ積極的にプレッシャーをかけてきていたのでなかなかビルドアップができない状態。つないでいこうという意思は見られるもののメクセス、ラミともにそこまで足元がうまいわけではなく、中盤の底にモントリーヴォもいないのでいいボールが速く前線に届けられる場面はほとんどありませんでした。
ラツィオはまず前線に預けて中盤が上がっていく攻撃を仕掛けてきていたので全体の距離が伸びていても問題はないのですが、ミランはパッツィーニひとりにそこまでのキープ力は期待できず。自然とカカが絡んで縦に速いカウンターが主体となっていきます。先発メンバーの選択を考えても守備を重視した試合だということを感じられましたがシュート本数も少ないですしバランスが難しいところですね。
後半にはバロテッリを中盤で投入、さらにあまりボールに絡めなかったポーリに代えて運動量のあるムンタリを投入しますが前線を安定させるまでにはいたらず。結局1-1での引き分けとなりました。内容を考えればある程度意図したとおりの試合でしたし悪い結果ではないのでしょうが、現在の順位や監督解任の報道に対して結果で答える形にはなりませんでした。今週はミッドウイークにアウェーでのフィオレンティーナ戦と日程的にも厳しいところですし、途中交代したデ・シリオの状態も気になります。まだしばらくは安心して試合を見ていられる環境ではないですね。