ナイジェリア
- 1 エニェアマ
- 5 アンブローズ
- 2 オボアボナ
- 22 オメルオ
- 3 エチエジレ
- 4 オグ
- → 19 ムバ (66')
- 10 ミケル
- 13 オグデ
- 20 オドゥアマディ
- → 15 オグデ (45')
- 8 イディエ
- → 9 アクパラ (73')
- 7 ムサ
ウルグアイ
- 1 ムスレラ
- 3 ゴディン
- 2 ルガーノ
- 22 カセレス
- 16 マキシミリアーノ・ペレイラ
- 17 エヒディオ・アレバロ
- 20 アルバロ・ゴンサレス
- 7 ロドリゲス
- → 6 エルナンデス (88')
- 10 フォルラン
- 9 スアレス
- → 4 コアテス (83')
- 21 カバーニ
ウルグアイのフォルランが先発に入り、フォルラン、スアレス、カバーニという今シーズンの実績でいえば世界一の得点力を誇る攻撃陣がそろいました。
FIFA Confederations Cup Brazil 2013: Nigeria 1:2 (1:1) Uruguay - FIFA.com
スペイン戦同様しっかりと引いて守り、ボールを奪うとはやいカウンターを狙っていくウルグアイ。その分ポゼッションはナイジェリアの方に分があり前線にボールを預けてからの崩しを仕掛けていきます。ウルグアイが先制したことでこの流れはさらに顕著になり、スペイン戦のように無理に前からいく必要がなくなったために少し試合が停滞する時間帯もありました。
しかしミケルがゴール前でディフェンスを完全にかわして同点ゴール。それまで最終ラインの前で止めることができていたウルグアイですが、CKののセカンドボールからイディエにはやい縦パスが入るとディフェンスラインのギャップが生まれ崩されてしまいました。
後半もナイジェリアが仕掛けどころを探しながらゴール前に入ってくるところからはじまりましたが、中盤の縦パスを奪ってからスアレスが運びカバーニ、フォルランとシンプルにまわしてウルグアイが再びリード。前がかりになっていたナイジェリアの虚を付き10秒ほどでゴールまで持っていく狙い通りの形でした。
その後もウルグアイはしっかりと守りシンプルな攻撃というのを徹底していました。ナイジェリアのオーバーラップに対してはカバーニ、フォルランも下がってついていき、ボールをとってからは縦か再度に開いた選手に大きくボールを動かしてナイジェリアにはやいプレスを許さないというチームの動きが全員でできていたために安定した試合運びができていたと思います。ナイジェリアも個々の場面では身体能力を発揮して勝っていたのですが、狭い所でのボールタッチがなかなか収まらず攻撃の最後の所までつなぐのは難しかったですね。
両チームともにに自分たちの色が出た試合でしたがチーム全体できっちりとはめてきたウルグアイの方が1枚上手だった印象。長く熟成してきたチームだけあって安定感が違います。ウルグアイは直接対決に勝ったことで決勝トーナメント進出に向けて1歩リードし次節世界中の注目を浴びているタヒチと、ナイジェリアは王者スペインとの対戦になります。