21 2月, 2014

UEFA CL第1戦 ミランvsアトレティコ・マドリード

 チーム状態は非常に悪いですがそれでもCLでベスト16に進出したミラン。優勝までは長い道のりですが、なんとか勝ち残っていくために大事なホームでの第1戦です。

ACミラン

    GK
  • 32 アッビアーティ
  • DF
  •   2 デ・シリオ → 20 アバーテ (26')
  • 25 ボネーラ
  • 13 ラミ
  • 28 エマヌエルソン
  • MF
  • 15 エッシェン
  • 34 デ・ヨング
  • 16 ポーリ → 21 コンスタン (85')
  • 22 カカ
  • 27 ターラブ
  • FW
  • 45 バロテッリ → 11 パッツィーニ (78')

アトレティコ・マドリード

    GK
  • 13 クルトゥワ
  • DF
  • 20 フアンフラン
  • 23 ミランダ
  •   2 ゴディン
  • 22 インスーア
  • MF
  •   4 マリオ・スアレス
  • 14 ガビ
  • 10 アルダ・トゥラン → 11 クリスティアン・ロドリゲス (74')
  •   6 コケ
  • FW
  •   8 ラウール・ガルシア → 7 アドリアン・ロペス (80')
  • 19 ジエゴ・コスタ

 登録できない本田を除く新加入選手のラミ、エッシェン、ターラブが先発メンバーに名を連ねています。何故かターラブはセリエでつけている背番号の23ではなく27番をつけていますが、ノチェリーノが今シーズン既に出場していたからでしょうか。モントリーヴォとムンタリが出場停止のため中盤の底はエッシェンとデ・ヨングという組み合わせとなりました。

UEFA Champions League 2014 - Milan-Atlético – UEFA.com

 序盤はミランがあまりスペースを与えず引いて守備から作っていくような展開。しかし前線へうまくボールを繋いでいけずに最終的にロングボールを蹴って失ってしまう場面が多かったです。システムとしては前節の4-2-3-1とは違い、ターラブが左サイドに出てカカが少し高い位置をとっているような印象ですがうまく狙いがはまったとは言い難いでしょう。とにかく前線の選手の突破力には期待できるのですがそれ以上のコンビネーションが見られないのでしっかりと守備ブロックを作れるチーム相手には通用しない攻撃となってしまいます。

 アトレティコ・マドリードの攻撃の方はしっかりと後ろから飛び出した選手を使っていこうという意図が見られ非常におもしろいものでした。ただゴールまでは遠くミランが最終ラインでなんとか食い止めこのまま試合巧者ぶりを見せつけるのかと思われた83分、コーナーキックからジエゴ・コスタのヘディングでアウェーゴールを奪われてしまいました。第1戦のホームで敗れたことでアウェーでの第2戦は厳しいものになりそうですがなんとか意地を見せて欲しいですね。